●画廊 ダガ−シ!?!●
上岡愛正さんは、知る人ぞ知る映画看板の巨匠とでも云いましょうか、その道のプロ中のプロ、業界の第一人者と云われた方です。現在は、リタイヤーされて、御自分の好きな題材で気ままに油絵を描いてらっしゃいます。この度、府中に画廊を開かれることになり、アーティーズの伊藤卓義くんと私に、画廊の看板を任せてくれました。『ヨ−ロッパ調のイメージがいい』・・とのこと、『デザインも決まっている』・・と云う話でした。
『大変ですよ、高井さん。どうしましょう』・・打ち合わせに行った伊藤くんが持ち帰った図面(?)は、なんだか不思議なものでした。構造は成り立ってないしヨ−ロッパ調のイメージからは程遠いデザイン、なにより、画廊の名前が『ダガ−シ』でシンボルマークが駄菓子と云う珍妙なものでした。なにしろ、相手は看板の巨匠ですから、逆らう訳にもいきません。構造については、『出来るだけ安価で・・と考えて簡単にした』・・そうで、これについては、『安価であれば任せる』とのお許しが出たので、好きにやらせて頂きました。
壁に付けたいとのこと、軽量化も今回の課題でした。しかし、まぁ、あまり手を掛けず、見栄えを良くすることは、いやはや・・大変に難しいですね。まいった、まいった。

板面は伊藤くんが担当したのですが・・・正直、こちらの方が苦労したようです。・・なにせ、『ダガ−シ』で駄菓子ですから・・しかも、上岡さんのデザインを尊重して、ほぼ、そのままですから・・
写真では判り難いのですが・・・盤面には微妙にマーブリングが施してあります。『画廊』の文字は御本人が入れるそうです。上岡さんも喜んでくれて・・・いや〜よかった・・のかなぁ・・・なんだか・・